イケメンアルティメット人狼ドラマ「REAL⇔FAKE」1話後推理
リアフェ、見てますか?
わたしはとりあえず5回見ました。
1回目は「染谷俊之さんの目がめっちゃでかい」ということしかわからなかったので…
MBS・TBSにて9/1(TBSは9/3)に放送がスタートしたばかりのドラマ「REAL⇔FAKE」。
蒼井翔太さんが「歌姫」として出演することでも話題になりましたね。
天使の歌声をもつ歌姫・朱音(蒼井翔太)が突然の失踪。
所属事務所の垣根を超えたタレントによる新ユニット「Stellar CROWNS(ステラクラウンズ)」への加入が発表された矢先のことだった。
そんな中、朱音の事務所の社長・澤木田薫(大高洋夫)のもとに失踪に関する一通の手紙が届く。澤木田から依頼を受けた映像ディレクターの守屋英俊(染谷俊之)は、真相を探るため、ドキュメンタリー映像制作と称して、シェアハウスで共同生活を送るステラクラウンズに密着を始める。果たして失踪の手がかりを見つけることはできるのか…?
(REAL⇔FAKE公式サイトより)
謎が謎を呼ぶ芸能ミステリ。
30分間ほぼノンストップでとても顔の美しい男性たちが映る。イケメン高速大渋滞のち玉突き事故
ここから先は1話時点での考察というか、予想、推理です。がっつりネタバレなので注意!
わたしは朱音失踪事件の首謀者を「クイーンレコード社長・澤木田薫」であると考えます。
澤木田社長の行動・発言には、明確に不可解な点がいくつかあります。
①朱音の失踪に対して楽観的すぎる
これは多くの人が思ったのではないでしょうか。
「国民的歌姫」とまで呼ばれ、出したCDは軒並みオリコン1位を獲得している朱音(劇中Wikupedia-ディスコグラフィより)。
言わば朱音はクイーンレコードの稼ぎ頭です。
そんな彼が予期せぬ失踪をしたとなれば、あらゆる仕事に大穴があくことは必然。その損失は莫大なものとなるでしょう。
Vちゃんねる掲示板のシーン、朱音失踪事件に関するスレッドが立てられた日付を確認すると、少なくとも朱音が失踪したのは2019年5月22日以前だとわかります。
犯人(もしくは怪文書を送った人間)が「朱音はまだ生きている」と書き込みをしたのが6月10日。
あの書き込みがドキュメント撮影開始以前のものであると仮定すると、すでに2週間以上も朱音は行方不明、音信不通の状態が続いているということになります。
2週間以上連絡がとれなくてあの態度はないでしょう。よっぽど普段から失踪癖でもない限り。
②朱音失踪を警察案件にしたがらない
怪文書が届いた日が同じく6月10日付近だとすると、それだけの期間この件の進展がない中でなお捜索願を出さずに内々でことを済ませようとしていることも、どうにも腑に落ちません。
怪文書の送り主を本当に突き止めたいのなら、それこそ警察に協力してもらって事務所に送られてくるまでのルート、指紋や付着物などを解析するのが筋なのではないでしょうか。
ましてや朱音は人気絶頂のアーティスト。何者かに狙われている可能性、事件に巻き込まれている可能性が十二分にあるというのに、あまりに対応が生ぬるすぎる。
「大事にして万が一ケロッと朱音が戻ってきたら恥かくだろ」という発言も、正直違和感しかありません。恥とか言うとる場合か?
不可解なビデオメッセージをひとつ残して消えてもう半月近く経過している人間に対して、ケロッと戻ってくるかも?なんて発想に至るでしょうか。至るな。ちゃんと心配せえ。
しかし澤木田社長の一連の不可解な言動も「警察に介入されてしまうと困る事情」があるのなら、納得がいきます。
つまり、わたしが言いたいのは……
朱音失踪は澤木田社長(及びステラクラウンズメンバー所属事務所の上層部?)が仕組んだ大掛かりなフェイクで、彼らは朱音の失踪騒動を利用してクイーンレコード主導の大型プロジェクトであるステラクラウンズの売名を狙っており、守屋はそれに知らず知らず加担させられている。
……のではないか、ということです。
朱音をメインに据えた「ステラクラウンズ」の名前をまず世間に広める。
そこで朱音が突然の脱退・失踪。話題性は十分。
その上で朱音不在の「ステラクラウンズ」主演の番組を放映。
ここまですれば、世間からの注目度は否応なしに高まるでしょう。
完璧な筋書きです。新手の炎上商法か?
守屋が背負ってしまった本当の役目は「表向き普通のドキュメント撮影、裏はメンバーの監視」ではなく「ステラクラウンズを主役とした、朱音失踪をめぐるリアリティショー撮影」なのではないでしょうか。札束もらったとはいえあんまりだよ……
わたしがリアリティショー説を推すのには、もうひとつ理由があります。
それは「劇中でデビューシングルとしてREAL⇔FAKEが発売される」こと。
あの曲の歌詞、このドラマに合わせて書かれてるじゃないですか。
その前提があるから違和感なく聴けていたわけなんですが、劇中における「色んな事務所から人気のイケメン集めましたー!」って大々的に売り出すプロジェクト(しかも君のハートにシューティングスター☆とかいうバチバチに寒いキラキラ口上を言わせるタイプの……)の初手として聴いてみたら、オォ…?だいぶ攻めてんな……?????と思うんですよね。
あれは劇中においても「リアリティショーの主題歌」なのではないかと思います。
これは完全に妄想の域を出ない話ですが、リアリティショーだった場合、ステラクラウンズのメンバー全員に「ユニットの中に犯人がいる」という情報、そしてそれぞれに別の「朱音失踪の謎を追う手がかり」が託されているかもしれませんね。わたしが仕掛け人ならそうする!
協力して手がかりを提示しあえば真相にたどり着ける、けれど誰を信じていいか、誰を疑えばいいかわからない。みたいな。
そうなると本当に人狼っぽい構造になりますね。
人狼の役職で例えるなら、
澤木田:GM
征行&凪沙:恋人
黎士郎:狂信者もしくは狩人
翔琉・凛・悠輔:村人
守屋:占い師
ってとこですかね。
最初から人狼なんていないのに、GM澤木田社長の意図によって疑い合い続ける最悪の村。みんな早くCOしな……。
黎士郎については現状「仕掛け人の内通者」なのか「守屋及びステラクラウンズメンバーの味方」なのかわからないので真逆の二択です。
黎士郎が1話の最後に手に入れた飛ばしのスマホで電話していた相手、澤木田社長か守屋、もしくは大穴で朱音…な気がするんだよな〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
以下これはちょっとした気づきなのでスルーしても大丈夫です。
守屋は監視カメラ設置後と撮影1日目終了(?)後に隠し部屋のようなところで電話をしていますが、終了後の電話は明確に相手が澤木田社長だったのに対し、監視カメラ設置後の電話は相手の音声がこちらに聞こえませんでした。
口ぶりからして社長だろう、とつい思ってしまいますが、もしかすると他の相手かも…と、あの飛ばしのスマホを見てちょっと考えたり。
征行&凪沙コンビは、なにかしらの秘密を共有しており、それでいて一方がその情報をめぐってのイニシアチブをとっているようには見えなかったので恋人。
彼らは「互いに情報を共有しているが核心にたどりつける程度のものではなく、他メンバーへの疑心だけが加速している状態」かな〜…と思います。
さて、この計画を成功させるには朱音の協力が必要不可欠なわけですが、ここでひとつ疑問点が浮かび上がります。
朱音がビデオメッセージの撮影後、思い詰めた顔で呟いた言葉。
「これが世の中に出る頃には、僕はもういない。みんなごめんね。今までありがとう」
この言葉の真意とは、いったいなんなのか。
仮に澤木田社長に協力する名目で行方をくらましたとして、朱音にはなにか別の意図があるように思えてなりません。
わたしは朱音が「国民的歌姫・朱音」という存在を捨てようとしているのではないか?と考えています。
用意されたシナリオの上では「ステラクラウンズを一度抜けます」とすぐに戻ってくるようなほのめかしをしたものの、彼の本意としては芸能界に戻る気はない。だから世間の望む歌姫としての「僕」はもういない。そんな気がしてしまいます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!長かった!朝だ!
仮説の方向性上、あまりステクラメンバーについては触れることができませんでした。黎士郎くんが好きです。ああいう凛々しい好青年系のお顔立ちでおでこを出されてなおかつきな臭い言動をされると、すぐ好きになっちゃうんだ。メタルフレームの眼鏡をかけてほしい。
守屋と朱音の関係もまだまだ謎に包まれていてワクワクしますね。わたしはあの二人、幼馴染だと思ってます。どう思います?
よかったら、あなたの推理も聞かせてくださいね。チャオ〜!!!
☆オマケ☆
蒼井翔太さんと染谷俊之さんが実写で共演している「超次元革命アニメ Dimensionハイスクール」がとてもおもしろいので、よかったらチェックしてみてください。
ポップな謎解きアニメです!!!!!!