暇なので地獄を見よう

1年半弱ブログを放置していたプリンセスです。

サボっている間に仕事を辞めて新しい仕事を始めてコロナ禍で切られてボーッとしていたら身内がコロナに罹って家に封じられたりしていましたが、元気です。

暇なので、ペヤング獄激辛カレーを食べます。

パッケージが禍々しい。嫌なことでもあった？

■お湯が沸いたので待ち時間に喋ります

周りに「おまえの『辛くないよ〜』はアテにならん」と怒られる程度には辛いものが得意で、でもこのシリーズには手を出したことがなかったんですね。

理由は簡単で「カップ焼きそばが好きじゃないから」なんですけど、去年あたりに北海道で有名らしい「焼きそば弁当」を食べたらカップ焼きそば嫌いをヌルッと克服できてしまったんですよ。あれはおいしい。あれの本体はスープ。

■3分経ちました

えい！

色が思ったより薄い。もっと悪魔みたいな色になるかと思った。

うーん……でも匂いはカレーじゃないですね。この時点で身体が「これ本当に食べ物？」と危険信号を発しています。

食べるんだけどな！いただきます！

あっ　死ぬわこれ

一口目をがばりとデッカくいったのはある種の自己防衛だったんですが正解だったかもしれない。

うまいまずいの範疇で語れる味をしていない。そもそもこれは『味』なのか？正しくは『罰』では？

常備している牛乳を飲みます。

うまい

うますぎてフォントサイズが大きくなってしまった。罰を受けた口の中に優しく注がれる牛乳、めちゃくちゃうまい。甘みがいつもの比じゃない。

牛ってこんなにおいしいもの飲んで育つんですね。そりゃ肉がうまいわけだわ。

5口目くらいで素直に気持ち悪くなってきました。それでも「食べ物を粗末にしない」というポリシーに反するわけにはいかないので、気合いで食べます。

気づいたことがあるんですけど、地獄を駆け抜けるにあたって大事なのは「勢い」ただひとつ。手を止めたら泣きたくなるので。

■5分後、完走

血の池地獄の水全部抜く

牛乳を4杯飲みました。牛乳を愛するものとしては牛乳をこんなことに4杯分も使うのは胸が痛んだのですが、今はとにかく胸より口の中の方が痛い。

こんなに食事が痛かったのは辛辛魚を食べたときぶりです。でもあれは強烈においしかった……これはおいしくない……痛い…………

20分経過してようやく口の中が落ち着いてきました。意外とすんなり引いたな。

辛いを通り越して痛いものを食べすぎると、身体があたたまるどころかめちゃくちゃ寒くなることを学びました。マジで寒い。助けてくれ。

ペヤング獄激辛カレー、地獄を見たくなったら食べてみてください。わたしは二度と食べません。トイレから出られないので……。